- マーケティング
- 2023.09.04
GA4で見るべき基本指標とデータの見方 ~トラフィック数・検索クエリ・直帰率・滞在時間~
こんにちは!夏ですね!暑すぎですね!毎週プールに海活でこんがり焼けた澤ちゃんです。
今回は、ホームページを運用・改善・最適化するために重要となるホームページのアクセス解析「GA4(Googleアナリティクス4)」で見るべき指標についてご紹介します。
この記事を読めば、GA4で見るべき指標とそのデータの見方が分かります!
《 目次 》
《 目次 》
1.GA4(Googleアナリティクス4)で見るべき指標とは?!①ユーザー数・セッション数~
まずは、ホームページの集客力が分かる、訪問数を確認します。
訪問数を確認することで、ホームページがユーザーに見てもらえているのか。インターネットの検索結果から見つけられているのかを確認できます。
1-1.訪問数を確認できる指標「ユーザー数(AU)」と「セッション数」
■ユーザー数とは?
ホームページ・アプリにアクセスした個別のユーザー(アクティブユーザー)数です。
例)1人のユーザーが何回訪問しても、ユーザー数は1人とカウントされます。
■セッション数とは?
ユーザーがホームページやアプリを訪問した回数です。
例)1人のユーザーが10回訪問した場合、セッション数は10回とカウントされます。
1-2.GA4で「ユーザー数(AU)」と「セッション数」の確認方法
GA4にログインし、ホーム画面を表示します。
「レポート」>「集客」>「トラフィック獲得」をクリックすると
トラフィック(流入元)別に「ユーザー数」「セッション」を確認することができます。
一口メモ:「セッションのデフォルトチャネルグループ」の右にある「▼」をクリックすることで、他の指標軸に切り替えることも可能です。
1-3.「ユーザー数(AU)」と「セッション数」から考えられる改善策
ユーザー数の目安は「1カ月で100以上」獲得出来ていることが望ましいと言われています。
一般的なコンバージョン率は1%から3%前後です。100アクセスで1件のコンバージョンが理想的という考え方から100以上のアクセスが望ましいと言われています。
目標のアクセス数が獲得できていない場合の考えられる改善策例
■SEOで狙ったキーワードで検索結果に表示されているかを確認
表示されていない場合は、SEO対策の強化を検討します
■SNSや無料のポータルサイトなど、アクセスの入口を増やす対策を検討します
2.GA4(Googleアナリティクス4)で見るべき指標とは?!②ページビュー数・平均滞在時間・直帰率~
次に、ホームページの閲覧状況を確認します。
閲覧状況を確認することで、ホームページがユーザーの知りたい情報を満たせているのか。ユーザーに有益なコンテンツなのかを確認できます。
2-1.閲覧状況を確認できる指標「ページビュー数」「平均滞在時間」「直帰率」
■ページビュー数(表示回数)とは?
※GA4では、「ページビュー数」の指標名が「表示回数」に変わりました。
ユーザーがホームページやアプリを閲覧した回数です。
例)1人のユーザーが1回の訪問で10ページ閲覧した場合、表示回数は10回とカウントされます。
■平均ページ滞在時間(平均エンゲージメント時間)とは?
※GA4では、「平均ページ滞在時間」の指標名が「平均エンゲージメント時間」に変わりました。
ユーザーがサイトを実際に見ていた時間です。
セッション1回あたりのエンゲージメント時間の平均を表しており、「エンゲージメントの合計時間÷セッション数」で求めることができます。
平均エンゲージメント時間の目安としては、1,000文字のコンテンツであれば2分前後が目安と言われています。
人が文字を読むスピードは1分間に500~600文字が平均と言われています。
■直帰率とは?
以前のGoogleアナリティクス(UA)における直帰率は「1ページのみのセッション数をすべてのセッション数で割った値」と定義されています。滞在時間は考慮されていないため、数秒で離脱しても、時間をかけて閲覧していても直帰としてカウントされていました。
GA4の直帰率は「エンゲージメントのなかったセッションの割合」です。エンゲージメントとはユーザーの特定の行動を示す概念です。
1ページ目で離脱しても
直帰率に具体的なエンゲージメントとしては、次の3つが挙げられます。
▶10秒を超えて継続したセッション
▶コンバージョンイベントが発生したセッション
▶2回以上のページビューやスクリーンビューが発生したセッション
2-2.GA4で「ページビュー数(表示回数)」「平均滞在時間(平均エンゲージメント時間)」「直帰率」の確認方法
GA4にログインし、ホーム画面を表示します。
「レポート」>「エンゲージメント」>「ページスクリーン」をクリックすると
ページ別に確認することができます。
一口メモ:「ページパスとスクリーンクラス」の右にある「▼」をクリックすることで、ページ名に切り替えることも可能です。
2-3.「直帰率」が表示されていない場合の表示方法
「レポート」>「エンゲージメント」>「ページスクリーン」を表示した状態で
下記手順にて新規指標として追加します。
2-4.「ページビュー数(表示回数)」「平均滞在時間(平均エンゲージメント時間)」「直帰率」から考えられる改善策
閲覧状況があまりよくない場合の考えられる改善策例
■キャッチコピーや画像の見直しを検討します。
キャッチコピーにユーザーの知りたい情報や魅力が伝えられているか確認します。
■ユーザーが知りたい情報にすぐにたどり着けるか導線の見直しを検討します。
■コンテンツにユーザーの知りたい情報が掲載されているかを検討します。
自社が伝えたいことだけになっていないか。ユーザーが知りたい情報が掲載されているか確認します。
3.GA4(Googleアナリティクス4)で見るべき指標とは?!③検索クエリ~
次に、どういったキーワードでホームページが検索されているのかを確認します。
SEOで狙っているキーワードで検索されているのか。
ユーザーがどういったキーワードで検索しているのか。
どういったキーワードでホームページが表示されているのか。
を確認することができます。
3-1.検索キーワードを確認できる指標「検索クエリ」
■検索クエリとは?
Googleで検索されたキーワードを確認できます。
キーワードに対してGoogleの検索結果からのクリック数の他、クエリの表示回数やクリック率、平均掲載順位を確認することができます。
3-2.GA4で「検索クエリ」の確認方法
※検索クエリを確認するには、Google Search Consoleとのリンクが必要です。
GA4にログインし、ホーム画面を表示します。
「レポート」>「ライブラリ」をクリックし、「 Search Console」レポートの公開をします。
3-3.「検索クエリ」から考えられる改善策
4.まとめ
GA4では、確認できるデータは沢山ありますが、基本的には今回ご紹介したホームページの訪問数、閲覧状況、検索キーワードを確認する事で、ホームページの現状を把握し、改善すべき指標を見つけることができます。
「ホームページから、お問合せが来ない。」といった場合は、
GA4でアクセス解析を行い、改善策を検討することをお薦めします。
横浜にあるホームページ制作会社シークでは、中小企業向けに反響の出るホームページ制作、リニューアルをお手伝いしております。また、「GA4を見ても何を改善すれば良いか分からない」といったご相談も承っております。興味がありましたらいつでもご相談ください。
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この記事を書いた人
横浜のホームページ制作会社
株式会社シーク
ディレクター・マーケター
さわ
育児と仕事の両立を目指し、日々奮闘しております!