- ワイヤーフレーム・構成
- ディレクション
- 2022.12.05
Webサイトをスケジュール通りに納品してもらう方法
こんにちは!食欲は春夏秋冬変わらずのユキです。
さて!今日は、「Webサイトをスケジュール通りに納品してもらう方法」についてお話します。
Webサイトを自社で制作せず、制作会社に受託する場合、全体の流れのイメージがつかず、制作期間や自分のタスクを把握していないWeb担当者は多いのではないでしょうか?
また、制作期間中は多くの確認事項があるので、普段の業務と両立しているとタスク漏れが起きてしまい、納品日に間に合わなくなる可能性も。
通常であれば、制作会社の窓口となるWebディレクターが進行管理をしますが、Web担当者も意識しておくといいことがあるので、早速ご紹介します!
①サイトの目的を社内で決定しておく
制作会社に依頼する前に決めておいた方がいいことがあります。
それは、「サイトの目的」を決めることです。例えば、「お問い合わせを獲得したい」「かっこいいデザインにしたい」「求人したい」など。ここがしっかり会社内で決まっていないと、出来上がるWebサイトもフワッとしたものになってしまいます。
制作途中でサイトの目的を修正すると、大幅なスケージュールの遅れと時には追加料金が発生してしまうことも。
Webサイト制作の依頼で失敗しないために、事前に準備すべき3つのことをこちらの記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
②制作の流れを把握する
Webディレクターから説明があると思いますが、制作からサイト公開までの流れを知っておきましょう。制作会社によって流れは異なりますが、ここでは弊社の流れをご紹介します。
フロー①:お問い合わせ・課題抽出・ご提案・ご契約
Webサイトの目的が社内で決まれば、制作会社を探します。会社は多くても3つくらい絞り、相見積もりを取ります。選ぶときは、
①予算
②制作会社から積極的な提案があるか
③担当者との相性
で選ぶといいでしょう。
詳しくは、この記事で紹介しています。
良いなと思った会社が決まれば、いざ契約です!
フロー②:ヒアリング
いよいよ制作が始まります。
Webディレクターが窓口となり、どんなサイトを作ったらいいか、必要な機能や要素を洗い出し、整理していきます。
これは「要件定義」と呼ばれ、どのフローのなかでも一番重要なフェーズになります。
そのほか、Webディレクターの商品理解のために会社を見学させていただいたり、強みや特長を聞き出す取材もこのタイミングで行うことが多いです。
フロー③:ワイヤーフレームの作成
重要な「要件定義」が固まったらさっそくディレクターがWebサイトの構成を作っていきます。
これは業界用語で「ワイヤーフレーム」と呼ばれ、デザインする前の下書きとなるものです。モノクロで作成するので、一見「シンプルなデザイン…?!」と驚かれる方も多いですが、大丈夫です。ここからデザインします。
上がってきたワイヤーフレームを確認するときは、「載せたい情報はちゃんと載っているか」「足りない情報がないか」などを確認します。特に「間違った情報がないか」だけはきちんと見ておく必要があり、嘘や虚言などもされていないか気を付けて確認しましょう!
フロー④:デザインの作成
ワイヤーフレームが決まれば、いよいよデザインをしていきます。
デザインはWeb担当者の好みで方向性を決めてはいけません。
Webサイトに訪れるユーザーの好みに合わせてテイストを決めるのが成功のカギです!
上がってきたデザインを見るときのポイントは、全体的な印象がユーザーの好みに合いそうか、強みや特長が目立っているかを見るといいと思います。
フロー⑤:構築
デザインが出来上がれば、構築作業に入ります。ここまで来れば、ラストスパート!
ここではWeb担当者がやることはありませんので、制作会社に任せましょう。
フロー⑥:テストアップ、公開
構築が終わったら、パソコンやスマホで実際のWebサイトを見ることができます。
リンク切れや表示がおかしいところがないかなどを確認し、ブログや実績紹介などの投稿をいれてOKであれば公開です!
③「誰が・いつまでに・何をする」を徹底しよう!
前述の通り、長期間にいくつものタスクをこなしていくには、必ず「誰が・いつまでに・何をする」を決めることが大切です。これがないと中だるみを起こして謎の期間ができ、納期に間に合わなくなります。
といっても、進捗管理はあなたの仕事ではありません。ボールが今どこにあるのか見えないときは、担当のWebディレクターに「タスクとスケジュールがわかりにくい」と正直に相談してみましょう。
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この記事を書いた人
横浜のホームページ制作会社
株式会社シーク
ディレクター
ゆき
コンバージョン獲得に向けて一緒にがんばります!