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- 2022.03.28
「わたし、定時で帰ります。」ディレクター定時退社への道 vol.2
~検証①1日の計画をたてて無駄な時間を減らす~
在宅勤務になってから、子どもの寝かしつけ後21時以降に深夜残業をすることが増えた、
ワーママ在宅ディレクターのイタニです!
子どもや家族との時間を大切に、そして自分の身体も大切にして65才まで働き続けるという目標の元、定時退社することを決意したワーママWebディレクター伊谷の、
定時退社への道【第二段】です!
前回は、マインドリセットについて記事を書きました。まだ見ていないという方はこちらを先にご覧ください!
https://coqaqul.com/blog-1379/
さて第二段のテーマは、「検証①1日の計画をたてる」です。
”残業しないコツ”でネット検索してでてくるいろいろなブログ記事には、「一日の計画をたてる」という記事をよく見かけたので、試してみることにしました。
このブログを見たら、あなたも【一日の計画をたてる】べきかどうかがわかります。
一日の計画をたてることに向いてる職種かどうか、一日の計画を立てるだけで、残業が減らせるのか?気になる方は読み進めてみてください。
まずはディレクターのタスクを紹介しながら、現実を包み隠さずご報告します。
ディレクターの一日
そもそも、ディレクターってどんなタスクがあるの?ディレクターってどんな仕事かわからない!っていう方は、以前ゆきちゃんが書いてくれたブログをご覧ください。
https://coqaqul.com/blog-1097/
私のある日の一日の計画が図1です。
ホームページ制作の案件が始動し、取材を終えたばかりのため構成作成と、打合せが1件入っていたので、打合せ後の修正のみで1日を終わろうと計画をたてました。
図1
実際のその日のスケジュールは図2です。
図2
なんということでしょう。当初案件Aの構成に5時間使う予定でしたが、実際に作業できたのは朝の1時間・・・
その後は、社内外から電話が入るたびに追加されるタスク・・・
打合せ時間も大幅に予定がずれ込んだり、作業がふえています。
Webディレクターが一日を計画通りにできない4つの原因
一日のスケジュールを決めて、実際に計画通り遂行できたのは、わずか2日のみです!
その後3週間、調整を繰り返しながら、頑張って取り組んでみましたが、ことごとく失敗。
失敗の原因は以下の4つです。
①電話やメール対応が多い
窓口も兼務しているWebディレクターはとにかく、社内社外からの電話やメール対応は多くなります。
新人時代に「レスポンスはとにかく早くしろ」と教わってきたので、その場で処理できるタスクは、その場でやるを繰り返した結果、計画通りできませんでした。
検証期間中に電話が鳴らず、構成に集中できたのは、わずか1日のみ。1か月の内で、1,2日は電話が鳴らない日というのがありますので、その日だけスケジュール通り遂行できましたが、2日目、3日目と心が折れて挫折しました(笑)
②突発的なミーティングの割り込み
上司の一声で社内制作物のミーティングが入ります。Noとは言えません。
先に申し上げますが、シークの上長は基本はとてもいい人です。
歴代の上司の中でも上位に食い込むほど、働きやすい環境を作ってくれます。
ただ、ぶっこみかたが半端ない。
図3の中でミーティングは赤色のところになります。
1週間のうち、当初決まっていたミーティングは月曜日のみ。
その他は、その週に突如入ったミーティングたちです。
▼1間のミーティング時間
予定時間:合計2時間30分
実際の時間:合計10時間
社内制作物をつくるのも数年に1回くらいのペースなので、普段はあまりないですが、ごくごくまれにこういう一週間があります。
③キャッチコピーで手が止まる
3年目のまだまだ半人前ディレクターは、キャッチコピーを考えるのに結構時間がかかります。言葉が浮かばないときが多い!
そんな時は、本を読んでワークを実践しています。大先輩のディレクターに比べれば時間がかかってしまうので、ココは経験を積んで、勉強をして、短縮していかなきゃいけない分野ですね!
ちなみに、わたしのコピーライティングでおすすめの本はこちらです↓
④月末が近いと計画を立てるのが面倒
月末や納期が近いときは毎日計画立ててられません。とにかく月内の計上数字を確保&納期優先で・・・!となるので、月初の余裕は月末1週間にはありません。
挫折から学んだこと
・自分の作業時間がある程度わかった
スケジュールたてる前にタイムを計っていたおかげで、自分が何にどれくらい時間がかかるか目安が明確にわかったのは良かったです。
・1日ではなく1週間~1ヶ月単位で
毎日こまごまやるのは無理なので、遅れた分次の週かその月内、もしくはデザイナーやコーダーに指示する前に終わらせられればOKという寛大な気持ちで過ごしたほうがストレスなく仕事できると思いました。
・余裕を持ったタスク量と効率よく仕事すること
電話や対応などで突発的な仕事が増えることは、毎月予想できます。
なので、普段からダラダラ仕事をせず、常に時間がないものと思って行動しておくことで、突発の対応にも対応できる心構えを作っておくことが重要です。
タスクを効率よく回すには、メールやよく使うものはテンプレート化する、最新のプラグインやツールを取り入れ作業時短を促進、常日頃から他者の制作物やキャッチコピー、販促物に触れ、すぐ思いつくようにアイデアのアンテナを張ることなど、自身の鍛錬も必要不可欠です。
まとめ
残業を減らすために「一日の計画を立てる」ことは、Webディレクターには向きません。
ただし、納期を守るための1ヶ月以内のタスク計画はとても大事。
残業しなきゃいけないほど遅れがでるのを避けるには、普段から効率よく仕事をすること、突発的な対応が入ることを想定して日々少しずつ作業を時短できるようツールを取り入れること。
私は、営業時代から3つの言葉で自分を戒めて仕事をしています。
①明日やろうは馬鹿野郎
②時間は有限
③事上磨錬
(意味はご自身で検索してください)
育休復帰してから、さらにこの3つの言葉を、自分に言い聞かせて仕事をしています。
すぐ終わるタスクはその場でやっちゃったほうが、早く完了できます。
時間は誰に対しても等しく有限です。絶対に17時で退社するという信念を持って取り組めば、1分1秒も無駄にしたくない。
育児をしていると自分時間が取れないので、実践を通して自分の技術や知識を磨き向上する!
これに尽きるかなーと思っています。
1日、1週間、1ヶ月、1年単位でも、自分に合ったタスク計画で、一緒にNo 残業Lifeしましょう♪
次回検証②は「仕事を1人で抱え込まない、取捨選択をする」です!
これはかなり効果あったと実感しています!
それでは~~~!
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この記事を書いた人
横浜のホームページ制作会社
株式会社シーク
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