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  • 2021.05.14

未経験からWebデザイナーになった方法

まこ
未経験からWebデザイナーになった方法

どうもはじめまして!

4月からデザイナーとしてシークに中途入社した、まこです!

 

 

前職では、IT企業の総務部で経理や人事まわりのお仕事をしてました。

転職活動をしていた頃、新型コロナウイルスが流行しており職種未経験での転職が難しい状況でした、、。

 

ですが、どうしてもWebデザイナーになりたくて頑張り、今回ようやく念願の制作会社に入社することができました!!!

 

転職期間中、Webデザイナーにキャリアチェンジした方のブログに助けられたので、今度は自分が、「Webデザイナーになりたい!興味がある!」といった方たちの助けになれればと思い、記事を書くことにしました。

 

なので、未経験でWebデザイナーに転職したい人は、ご笑覧あれ!

なぜWebデザイナーになろうと思ったのか

6:18 PM

20代前半はとにかく色々と挑戦してきましたが、20代後半に差し掛かり、これから続けていきたいと思える仕事は何か?を改めて考えた際、「自分の好きなことを極めて、それが周りの成長に繋がるような仕事がしたい!」と思ったんです!

そして自分が好きなこと「絵を見たり描いたりこと、書道、英語、プログラミング」は、Webデザイナーであれば活かせると考え、その道に進むことを決意!

 

ちなみに、絵を描くことについては、5才ぐらいの頃、カラスの絵を描いて親戚の人に見せたら褒めて頂き、1,000円もらったことがきっかけで、絵がより好きになりました。笑

今思うと、あれが人生初の受注だったかもしれません。

どのようになったのか

(1)勉強スタイルの選択

6:18 PM

Webデザイナーになるために、必ず持っていないといけない資格は特にありませんが、転職するためには最低限、デザインの基礎知識やツールの使い方を学び、ポートフォリオ(作品集)を作ることが重要です!

まず、デザインの基礎知識やツールの使い方を学ぶ方法として、大きく分けて3つあると思います。

 

1.スクール

  1.  →現職を続けながら勉強したい&勉強仲間をつくりたい人におすすめ。

 

2.職業訓練校

  1.  →なるべくコストを抑えたい&勉強仲間をつくりたい人におすすめ。

 

3.独学(本やYoutubeなどで学ぶ)

 →なるべくコストを抑えたい&ひとりでコツコツ勉強するのが得意な人におすすめ。

 

私の場合は、勉強時間を確実に確保するために会社を辞め、半年ほどスクールに通って勉強しました。スクールを選んだ理由は、現役のプロのデザイナーから考え方や最新の技術を学べる、勉強仲間をつくりたい、職業訓練校よりスクールの方が学びの質が高そうだと思ったからです。

 

実際にスクールを選んでみて、切磋琢磨できる仲間と繋がれたり、プロの作業を間近で見ることができたり、自分以外の方のデザインを見てそれに対するプロのフィードバックを聞いて自分も勉強になったりしたので、とても良かったです!また、いつまでにどんな姿になっていたいか目標管理をして、メンターの方がフィードバックをくださるので、自分の今の頑張りがどんなもんなのか、客観的に知ることができるのもよかったです!

(2)学んだこと

6:18 PM

私がスクールで学んだことは下記の通りです。

実際にWebデザインの仕事を始めてみて、ツールや言語に関しては、今のところ下記を学んでおけば、基本的に問題ないと思います。もちろん、求められるスキルは企業によりますが、求人で下記のツールや言語を応募条件に記載しているところが多い印象を受けました。(WordPressも勉強しておくと尚いいかも。)

 

<ツール>

・Photoshop

・Illustrator

・Dreamweaver

 

<言語>

・HTML

・CSS

・JavaScript(jQuery)

 

<その他>

・SEOの基礎

・マーケティングの基礎

・ディレクションの基礎

・カメラの基礎

 

尚、スクール以外でもインプットとアウトプットを意識して勉強してました。

 

<インプット>

・読書

・Youtubeでツールの使い方を勉強

・SNSで情報収集

・外部のセミナーに参加

 

<アウトプット>

・トレース(模倣)

 ↑私の場合、特にバナーを見ながら同じように作ってみて、表現方法や情報整理の仕方を学んでいました。

・学んだことをSNSで発信

 

こんな感じでWebデザインの勉強をしてみて、寝ずに作業できるぐらい、勉強しながら年越しするぐらい、部屋の網戸がピクセルに見えるぐらい、全部が全部、楽しくて夢中になってしまいました!笑

(3)ポートフォリオの準備

6:18 PM

Webデザイナーの場合、一般的な転職活動で用意する履歴書や職務経歴書に加え、ポートフォリオの提出が必要になるケースがほとんどです。未経験の場合、書類選考が難関ポイントと言われており、その勝敗の決め手となってくるのがポートフォリオなんです!

ポートフォリオとは、自分がどんなことができるのか・作れるのかをアピールするためのいわば作品集です。

 

私の場合は、 Webデザイナーとして、デザインスキルに加え、コーディングやサーバーについて、ある程度、理解していることをアピールできると思い、Web媒体で制作しました。

Web媒体で作りたい方で、「コーディングが苦手、、」「手っ取り早く作りたい、、」という方は、コーディングやサーバーの設定などせずに、簡単にポートフォリオを作れるツールなどがあるので、それらを活用してみるのもいいと思います!

 

<簡単にポートフォリオを作れるツール>

・STUDIO(レビューした記事はこちら

・MATCHBOX

・Wix

 

そして、制作するにあたり意識したことは「見やすさ」です。

ポートフォリオを見る方は、採用担当や現場の方で、普段の業務で忙しい中で見てくださっていると想定していたので、知りたい情報が一目で分かるように気を配りました。

 

例えば、、

 

・閲覧環境

 ポートフォリオを見る際は、会社のPCやモニターで見ると考えられるので、PCファーストで制作する。

 タブレットやスマホでも見る可能性があるので、レスポンシブ対応もさせる。

・配色

 掲載する作品が見やすいように、且つ、引き立つように白をベースとした無彩色を使用する。

・優先順位

 人はZ型に視線を動かすと言われているため、力を入れた作品を左から順に配置する。

・操作性

 見る上で負担になりそうなものは無いか、邪魔になるものは無いか気を配る。

 下スクロールでヘッダーが隠れる、リンク付近でクリックできるようにする、外部リンクは別タブで表示させる等。

 

、、といった感じです!

 

見づらい、理解しづらい、探しづらい、使いづらい、ようなサイトだと見る気失せませすよね、、?

なので、見る人の立場になって、何が一番良いのかを考えまくりましょう!

最初は気恥ずかしいかもしれませんが、家族や友人に見てもらって客観的な意見をもらうのもアリ!◎

(4)面接対策

6:18 PM

(↑ひとりで面接の緊張をほぐしている自分)

 

書類選考が通って、次に待ち構えるのが面接!

面接って、めちゃくちゃ緊張しませんか、、?

私はめちゃくちゃ緊張したのですが、たとえ未経験だとしても、自分がこれまで経験してきたことや勉強してきたことに対してめちゃくちゃ自信を持って、堂々と受け答えするように心がけてました!はい、めちゃくちゃ!

 

とはいっても、ちゃんと受け答えできるか心配だったので、想定問答をつくって面接に臨んでました!

その中で、実際に聞かれたことをピックアップします!

 

<志望理由について>

Q1 なぜ、Webデザイナーになろうと思ったの?

Q2 どういう基準や軸で会社を選んでいる?

Q3 なぜ弊社を志望したの?

Q4 弊社でどういうことがしたい?

Q5 将来的にどうなっていきたい?

 

<前職について>

Q1 なぜ、前職を選んだの?

Q2 前職で大変だった業務は?

Q3 Q2を経験して何を学んだ?

Q4 Q3の学びはデザイナーでどう活かせそう?

Q5 後輩の指導育成をする際に気を付けたことは?

 

<人柄について>

Q1 趣味は?

Q2 どういうコミュニケーションが得意?(初対面でも話せる or 深い関係を築ける

Q3 初対面で話す時に気を付けてることは?

Q4 Q3が通用しなかったらどうする?

 

<ポートフォリオについて>

Q1 (ポートフォリオの作品を見て)なぜこのデザインにしたの?

Q2 制作で気を付けたことは?

 

このような質問が実際に聞かれたので、最低限準備しておくといいですよ!

 

ちなみに、「悲観的に準備し、楽観的に対処せよ」という言葉があるのですが、私もそんな感じで、出来るだけ色々とリスクを考えて準備し、本番はなるようになるだろう!と楽観視するようにしてます。

もし、緊張強いの方は、この言葉を実践してみてはいかがでしょうか?

採用担当者からの評価

6:18 PM

なんと今回、私を採用してくださったゆーりさんに、ポートフォリオを見て採用に至った理由を教えていただきました!

 

「大きな評価ポイントとして、”デザインのストーリーがきちんと説明できる”でした。見た目で取ってつけただけではなく、こういうストーリーがあって、こういう見られ方をしたくて、といった理由で作品を作っていて、なおかつそれを面接時にきちんとアピールできたことが、大きな勝因(笑)です。

デザインはあくまでもそれを使う人たちに向けたもので自分の自己満足で作るものでは無いので、その点を理解してデザインできているかどうかが、デザイナーとして働く上で重要なポイントになると私は思っています。

なので、未経験のうちからそういった意識を持って制作できているのはとてもいいことだし、伸び代が大きいなと感じました。」

 

う、、、嬉しすぎる!!!

頂いたコメントで、ごはん3杯ぐらいいけそうです。

是非、ゆーりさんのコメントを参考に、ポートフォリオや面接対策をしてみてください!

さいごに

6:18 PM

(↑パソコンの前でほほ笑む自分)

 

今回、「なぜWebデザイナーになろうと思ったのか?」、「どのようになったのか?」についてお話させて頂きましたが、いかがだったでしょうか?

こうして未経験でWebデザインの勉強をし始めて、今では、シークで大好きなデザインのお仕事に携われて本当に嬉しい毎日です!

Webデザイナーを目指そうと思っている方は、いつまでに、どんなWebデザイナーになりたいのか、どうキャリアアップしていきたいのか、そのためには何を学ぶべきなのかを自分なりに調べて、自分に合った学習方法を考えるところから始めてみることをおすすめします。

 

本当に自分が未経験からWebデザイナーになれるのかな、、?と不安に思うこともありましたが、目標設定をしっかりして、好きなデザインの勉強をこつこつ続けてきたからこそ、今の自分があると思っています。

これから、もっともっと腕を磨いて、お客様の成果に貢献できるように頑張ります!!!

 

今回の記事が、Webデザイナーに興味がある方や、なりたい方にとって少しでも参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

横浜のホームページ制作会社
株式会社シーク

デザイナー

まこ

人事・総務職からWebデザイナーに転身。
クライアントとユーザー双方の理解に努め、
目的達成のためのデザインをご提案します。