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- 2023.05.08
効果が出るホームページはどう作る!?~3C分析編~
皆さんこんにちは。シークコンサルタントのカイちゃんです。
気付けばもう4月半ばも過ぎましたね。
私は昔から季節の変わり目が苦手です。ほぼ100%の確率で体調を崩します。
そして今年も例外なく風邪をひきました。半ば諦めて、「体調は崩れるものだ」と
言い聞かせて生きていくことに決めましたが、なぜこんなにも風邪をひくのか
気になって調べてみたところ、大塚製薬さんが出しているサイトで「ハッッッ!」と
するデータがありました。「運動のし過ぎは免疫下がるぜ!」とのこと。
興味のある方はこちらから。
皆さんどうぞ風邪にはお気を付けて、、、
さて、
今回のブログでは、私たちシークがどのようにしてホームページ制作を行っているのか、
その基本となる考え方の1つをご紹介します!
特にシークでは、「問合せ獲得」「集客アップ」「売上アップ」といった
マーケティングサイトの制作に強みを持っていますので、
「今のホームページで効果が出なくて困っている」
「今以上にホームページを活用したいと考えている」
そんなお悩みを持つ企業様にぴったりの内容になっています!
ブログを読んでいただき、「そんなことを考えるのか!」「ただホームページを作ればいいってわけじゃないのか!」「シークってそこまで考えて作っているのか!」ということを知ってもらえれば幸いです。
では早速いってみましょ〜う!
●3C分析とは
今回ご紹介するのはマーケティングの基本ともいわれる、「3C分析」です。
3C分析は事業計画やマーケティング戦略を決定する際などに用いられますが、
シークではこれをホームページ制作の提案の中に活用しています。
・Customer(市場・顧客)
・Company(自社)
・Competitor(競合)
という3つの「C」を元に分析する方法です。
この考え方を元に、ホームページで効果を出すために必要な情報をかき集めます。
集め方は様々ですが、クライアントへのヒアリング、自社での成功事例を分析、
GAやサーチコンソール、キーワードプランナーといったツールの活用などなど。
他にも「AISAS」や「4P分析」といったWEBマーケティングのフレームワークを
用いてさらに詳しく分析をかけていきますが、長くなるのでまた機会があれば書きます!笑
●「顧客(エンドユーザー)・Webの市場性」を知ろう
まずはCustomer(市場・顧客)についてですが、個人的にはここが抑えられないと、
何も始まらないと思っているくらい重要なポイントですが、特に把握しておきたい内容は
以下3つです。
- 1.ターゲット(エンドユーザー)は誰か
- 2.エンドユーザーのニーズは何か(選ぶ基準は何か)
- 3.WEBの市場性はあるか(どんなキーワードで検索されているか?など)
「需要と供給」という言葉にあるように、売りたい人⇔買いたい人がいるのが大前提です。
どんなに良い商品や独自性のあるサービスを展開したとしても、
顧客(エンドユーザー)のニーズに合ってない、市場が小さく需要が無い
となってしまっては、その商品やサービスの価値は低いままです。
となると、当然ホームページからの問合せや集客も期待できません。
そうならない為にも、上記1〜3の分析が非常に重要になってくるということです!
●競合を知ろう
続いては「Competitor(競合)」についてです。
先述の内容でターゲットニーズや市場を分析したら、次は「競合」についての分析です。
ここも非常に重要です。なんせかの有名な孫子が「彼を知り己を知れば百戦殆からず」と
教えを残していますからね。
「敵を知り、己を知れば何度やっても勝てる」ということですね!
このフェーズでは先ほどチラッと出た「4P分析」というフレームワークを元に、
より深い内容を分析していきます。特に把握しておきたい内容は、
- 1.サービス内容
- 2.特徴や強み
- 3.料金や対応エリア
- 4.プロモーション(広告・宣伝)
- 5.SEO対策(表示順位)
となります。
また、競合分析~仮説立案にあたっては、いくつかのパターンから分析をかけることがほとんどです。
①全く同じサービス内容で、同じターゲットが対象となるパターン
②近いサービス内容で、同じターゲットが対象となるパターン
③近いサービス内容で、異なるターゲットが対象となるパターン
などなど。
こうすることで、サービス内容×ターゲットの親和性や、効果が出ている企業の
共通点の洗い出しをすることが可能です!
ちなみに僕はよくヒアリングの際に「ベンチマークしている企業はいますか?」
と聞いていますが、「同業×同地域」「同業×近い規模感」などなど、基準は様々です。
●「自社の強み」を探ろう
最後はCompany(自社)についてです。
ここも効果を出すホームページを作るうえで、非常に重要なポイントです。
え?さっきも重要って言っていた?
そうです、結局全部重要なんです!
ここでは「WEB上での自社分析」と「リアルでの自社の状況」という観点からヒアリング〜分析をかけていきます。
〈WEB上での自社分析〉
- ・現状のアクセス数、CV率
- ・SEO
- ・WEB広告(リスティングなど)の実施有無
- ・デザイン
- ・サイトの構成(導線)
- ・競合比較
などから、現状の課題や問題点を洗い出します。
〈リアルでの自社の状況〉
- ・サービスの内容
- ・対応エリアや価格
- ・目標とする売上や集客数など
- ・競合比較
など。
全ては書ききれませんが、上記の基本情報と
Customer(市場・顧客)、Competitor(競合)での分析を合わせて
自社の強みと弱み、競合優位性やターゲットに刺さるポイントを探っていきます。
このように、ホームページで効果を出すためには、
「ホームページだけきれいにしておけばOK」というわけではありません。
「持っていて当たり前」のホームページをどう活用するか(したいのか)によって、
完成させるまでのプロセスも大きく違ってくるのです。
●事例紹介
ここで1社、事例をご紹介したいと思います。
元々別会社さんでホームページを制作していましたが、
縁あってシークにご相談を頂き、リニューアルを実施したお客様です。
簡単に概要をまとめたものが以下になります。
- □千葉県内にある英語塾
- □小中高生の受験対策用のコースから、幼児向けのコースまで様々
- □業界の将来性を考えて、「幼児向けコース」の集客強化を図りたい
- □チラシなどは活用している
- □ターゲットは0~3歳までの幼児の保護者
「英会話塾」に通ってもらうと考えた時、選ばれる理由として思い浮かぶのは何でしょう?
逆に通わせる親御さんの気持ちになった時、何を考えるでしょう?
「将来の役に立つから」「英語への苦手意識をなくしてあげたい」といった将来への希望や
「月謝が安いところがいい」「家から近いところがいい」などなど
様々な理由が思い浮かぶと思います。
言ってしまえば、これらすべて「正解」です。
どれも知りたい情報といえると思います。
しかし、シークでは本当に「ユーザーが知りたい」情報かつ「選ぶ基準」となる情報は、
それ以外にあると「仮説」をたてました。
それは、「振替受講ができるかどうか」ということでした。
小さいお子さんは風邪もひきやすいし、ご両親の送迎のご都合なんかもありますよね。
「具合が悪くなった時、違う日に受講できるだろうか」
「できたとしても、料金は別でかかってしまうだろうか」
すごくシンプルで、誰しもが抱えるお悩みです。
何故これが「ユーザーが知りたい」情報かつ「選ぶ基準」だと考えたかというと、
3Cの中の「Company(自社)」について分析しているときでした。
過去に撒いたチラシの反応を振り返った時に、一番反応があった、問合せがあったのが
「振替受講ができるかどうか」という内容のチラシでした。
-
- ・ターゲット(エンドユーザー)は誰か
- ・選ぶ基準(知りたい情報)は何か
-
- ・競合はどんな内容をホームページにアップしているか
- ・過去のチラシで一番反応があったのはどんな内容か
- ・リニューアル前のHPでは、どのコンテンツが見られていたか(見られてないか)
3C分析のフレームワークをもとに一つ一つ具体的にしていき、
それぞれで出た内容を複合的に分析し、先ほどの答え(仮説)にたどり着きました。
結果的にこの英会話塾は、大幅な業績アップを果たすことができました。
もちろん成功要因はこれ一つではありませんが、しっかりとしたマーケティングを
実施し、エンドユーザーの「知りたい」に答えるホームページを作れたことは、
間違いなくその要因の一つになっていると思います(低姿勢×100)
●まとめ
当社では、コンサルタント、ディレクター、デザイナー、エンジニアがチームとなって
制作にあたる為、より多角的な視点から「効果の出るホームページ制作」を作ることを
心がけています!
地元横浜の企業様はもちろん、
「どこに頼んだらいいか分からない」
「何を相談したらいいのかも分からない」
なんて企業様がいましたら、是非お気軽にお問い合わせください!
では!
当社の制作実績も確認いただけますので、是非お目通しください。
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この記事を書いた人
横浜のホームページ制作会社
株式会社シーク
コンサルタント
かい
Webのお悩みはもちろん、採用課題もご相談下さい。
モットーは”愚痴をこぼせるコンサルに”です!